商品一覧 01 · 創業
早川 誠一初に剪定バサミを手にしたのは、2014年の秋でした。実家の庭を引き継いだとき、生垣のツゲが三年分ほど伸び放題になっていて、ホームセンターで買った安い刈り込みバサミで挑んだのですが、一時間も経たないうちに刃がガタついて、手のひらに水ぶくれができました。その経験が、道具選びを真剣に考えるきっかけになりました。翌年から農業資材の問屋を回り始め、刃物の産地として知られる兵庫県三木市の工場を何度か訪ねて、素材と製法の違いを少しずつ覚えていきました。
早川 誠一初に剪定バサミを手にしたのは、2014年の秋でした。実家の庭を引き継いだとき、生垣のツゲが三年分ほど伸び放題になっていて、ホームセンターで買った安い刈り込みバサミで挑んだのですが、一時間も経たないうちに刃がガタついて、手のひらに水ぶくれができました。その経験が、道具選びを真剣に考えるきっかけになりました。翌年から農業資材の問屋を回り始め、刃物の産地として知られる兵庫県三木市の工場を何度か訪ねて、素材と製法の違いを少しずつ覚えていきました。
2017年に大阪市住吉区の自宅の一室でオンラインショップを開いたとき、最初の在庫は剪定バサミ3種類と刈り込みバサミ2種類だけでした。最初の一か月は注文が週に2件ほどで、梱包材のほうが商品より多い状態でした。転機になったのは、2019年の春に庭仕事の専門誌『グリーンワーク』のウェブ版に取り上げてもらったことです。「茨の棘が貫通しない」という耐刺グローブの紹介記事が読まれて、その週だけで40件以上の注文が入りました。グローブの在庫が三日で底をついて、仕入れ先に頭を下げて急ぎの追加発注をかけたのを今でも覚えています。
早川 誠一阪府出身。もともとは建材メーカーの営業職として10年ほど働いていたが、2014年に実家の庭を引き継いだことをきっかけに刃物と園芸道具の世界に入った。農業資材の問屋を回りながら独学で刃物の知識を積み、兵庫県三木市の工場見学を重ねて素材と製法の違いを学んだ。2017年に大阪市住吉区でBramble Light Gladeを開業。週末は必ず庭に出て、仕入れ候補の道具を試している。趣味は古い農具の収集で、明治・大正期の鎌や鍬を10点ほど手元に置いている。「道具は使った人間の時間を記録している」が口癖。